シェルの変更
やはり毎日書くのは難しい。結構サボってしまった。とりあえず再起動してもネットに繋がるところまで進んできた。
まずは今のシェルをもう少し高機能なものに変更。
zshのインストール
最初に使っているものはbashというシェル。シェルって何かというと、コマンドを使う環境のような感じ。これでも昔のものに比べれば高機能ですが、最近はzshというもっと便利なものがあるのでこちらを使う事にする。まずはこれを実行
root@archiso ~ # echo $SHELL /bin/bash
/bin/bashと返ってくる。
このコマンドは環境変数のSHELLを表示しなさいとというコマンドで、今使っているシェルが何かがわかるもの。やはりbashである。
ではzshをインストール
root@archiso ~ # pacman -S zsh
Yと答えたら速攻インストール終了。でもまだ使えません。シェルを変更するコマンドを実行。
root@archiso ~ # chsh
New shellと聞かれたら/bin/zshと入力してEnter
Shell changed.
が出たら変わる。再起動してさっきのコマンドを実行してみる。
arch# echo $SHELL /bin/zsh
変更するには設定を作らないといけない。あとでユーザを追加する予定なので、そっちでも同じになると便利。というわけで共通の設定を作る。マニュアルによると/etc/zsh/zshrcを使うように書いてあるのでこれを編集する。
arch# nano /etc/zsh/zshrc
このファイルは存在しないので上記のコマンドで新規作成する。
autoload -U compinit promptinit compinit promptinit # This will set the default prompt to the redhat theme prompt redhat #History setopt HIST_IGNORE_DUPS
SAVEHIST=5000 HISTSIZE=2000 HISTFILE=~/.zsh_history
とりあえずマニュアル通りと履歴機能をちょっと追加。こうやって色々いじると自分のシェルがどんどん賢くなっていくのがUNIXの楽しいところ。
保存したら設定を有効にしてみる。
arch# source /etc/zsh/zshrc
プロンプトが変わったはず。
[root@arch ~]#
これでどのマシンにどのユーザで入っているかがわかるようになった。
ユーザの追加
ユーザが表示できるようになったので、一般ユーザを作ってみる。
とりあえずユーザ追加
まずはユーザ名を決める。ユーザ名をarchieとすると
[root@arch ~]# useradd -m -G wheel -s /bin/zsh archie
を実行する。次にパスワードを変える
[root@arch ~]# passwd archie
2回パスワードを入れて同じならpassword updated successfullyのメッセージが出る。
ログアウトして入りなおしてみよう。
[root@arch ~]# logout
で、ユーザ名とパスワードで入りなおしてみると、何やら英語のメッセージが出る。
zshで初めてのユーザなので設定ファイルがないのでどうするか聞かれるようだ。
(q) 何もしない
(0) .zshrcを作って抜ける
(1) メインメニュー表示
と出るので、とりあえず0で抜けてみる。
[archie@arch ~]$
ちゃんとデフォルト設定が効いている。
あとは個々のユーザごとに~/.zsahrcを使えば好きにカスタマイズできる。
sudoを使えるようにする
とりあえずユーザを作ったものの、sudoが使えないと編集で色々困るので、sudoが使えるように権限をつける。
一度logoutしてrootで入り直す。
[archie@arch ~]$ visudo
を実行する。
Defaults env_keep += "HOME"
%wheel ALL=(ALL)ALL
のコメントを外すといいんですが、今まで使ってたnanoと使い方が違ってviで編集しないといけない。
とりあえず必要情報だけ書いておきます。
viにはモードが2つあります。一つは「編集モード」で、もう一つは「コマンドモード」。入力するなら編集モードに入らないといけないのですが、今回のように削除したりするだけならコマンドモードのままで問題ありません。間違えて編集モードに入ったと思ったら、Escキーでコマンドモードに戻れます。
まずは該当の行まで↓のキーで移動。
#にフォーカスがあったら、xのキーを押す。1文字削除なのでこれで#が消える。
同じ工程を繰り返してもう一つの行もコメントを外す。
外れたら、:wqと入力する。
Enterキーを押せば保存終了になる。
もう一度ログアウトしてもう一つのユーザでログインする。sudoが使えればOK。
[archie@arch ~]$ sudo su -パスワードを聞かれるので、このユーザのパスワードを入れる(rootではないですよ)
[root@arch ~]#でユーザがルートになればsudoが使えています。
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